山本理顕講演会「『地域社会圏』という考え方」

山本理顕氏

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講演日時: 2008年11月27日(木)17:00〜
会場: 南御堂(大阪)

大阪の南御堂で行われた2008年最後の講演は、建築家・山本理顕先生が提唱する「地域社会圏」についてのお話でした。

「地域社会圏」とは『新建築』2008年11月号の巻頭論文で紹介された、「居住のための空間として住宅だけではなく、その上位の生活システムとともに居住空間について考えてみよう」というシステムです。1920年代のヨーロッパに登場した「1家族=1住宅」システムは、戦後の日本の住宅システムに大きな影響を与えたと言われています。しかし、今なお続くこの考え方は、現代の日本人のライフスタイルにおいて崩壊していると山本先生は語ります。そこで提案されたのが、「1家族=1住宅」ではない新しい住まい方の「地域社会圏」です。

講演会では「1家族=1住宅」の誕生から、現在なぜそれが崩壊してしまっているのか、そして「地域社会圏」の可能性についてお話し、さらに山本先生が手がけた建築作品を「地域社会圏」の考え方を織り交ぜながら紹介しました。

Part-1「地域社会圏」とは

  • 1-1 「1住宅=1家族」システム
  • 1-2 国家をつくるシステムの誕生
  • 1-3 日本における「1住宅=1家族」システムの誕生
  • 1-4 パッケージ商品化された住宅
  • 1-5 「地域社会圏」システム
  • 1-6 モデル住宅
  • 1-7 「地域社会圏」のメリット
  • 1-8 小規模多機能施設
  • 1-9 コンビニエンスストア
  • 1-10 地産地商地消
  • 1-11 デットストック
  • 1-12 保険システム
  • 1-13 ボランティア
  • 1-14 建築家ができること
  • 1-15 住戸プラン
  • 1-16 セキュリティ
  • 1-17 維持管理

Part-2東雲キャナルコートCODAN 1街区

Part-3ドラゴン・リリーさんの家

Part-4PAN-GYO HOUSING

Part-5福生市庁舎

Part-6横須賀美術館

Part-7ナミックステクノコア

Part-8建築家の責任

■山本理顕氏 プロフィール
やまもと・りけん――建築家/1973年、山本理顕設計工場設立。2007年から横浜国立大学大学院教授。
主な作品:埼玉県立大学(1999)、公立はこだて未来大学(2000)、東雲キャナルコートCODAN1街区(2003)、横須賀美術館(2006)、福生市庁舎(2008)など。 主な著書:『新編 住居論』(平凡社 2004)、『建築の可能性、山本理顕的想像力』(王国者 2006)、『ドラゴン・リリーさんの家の調査』(インデックス・コミュニケーションズ 2006)、『建築をつくることは未来をつくることである』(共著、TOTO出版 2007)など。
主な受賞:日本建築学会賞、BCS賞、毎日芸術賞、日本芸術院賞など。

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