お客さまの困りごと1位を解決した、「くるりんポイ排水口」のうず流。

システムバスの歴史

毛髪をまとめ、ぬめりまで防止する「くるりんポイ排水口」。

お風呂の栓をぬくと、残り湯が排水口内でくるくると勢いよく回り、ヘアキャッチャーの中でまとまった毛髪をポイと捨てられるように丸め、さらに、ぬめりまで防止する「くるりんポイ排水口」は、2007年の登場から今日までお客さまに喜ばれているテクノロジーです。開発当時、バスルームのお手入れの不満を調べてみると、第一位は排水口の掃除でした。体を洗っていると足元にお湯があふれ出ていて、排水口の蓋を開けて見ると毛髪がびっしり付き、ぬめっている…。それを手や割りばしでイヤイヤ取り除くことがストレスになっていたのです。

1週間に400本以上の毛髪が排水口に絡まる。

残り湯を使って排水口を掃除するアイデアは、開発会議で一度は不可能ではないかという結論が出たほどの難題でした。しかし、開発スタッフはアイデアの実現をあきらめませんでした。1年以上にわたり社内の実験用風呂に入り続け、自然に抜け落ちる毛髪の数、体の汚れを調査しました。調査の結果、1日約20本程度、4人家族なら1週間に400本以上になりました。そして、排水口にたまった毛髪が水を滞留させ、細菌・酵母・カビなどを増殖させていたことがわかったのです。それをどう解決するか、新しいテクノロジーの開発が進められました。

使用条件:1日4人入浴後、翌朝に浴槽の残り湯を排水。
入浴期間は、週5日で2週間分(延べ10日間)。
※ぬめり汚れの主成分であるたんぱく質を着色しています。

電気やガス、洗剤を使わないで掃除する排水テクノロジー。

「くるりんポイ排水口」は髪を集めるヘアキャッチャーの形状を逆三角形にし、その側面の穴に三角形の羽根をつけることで、うず流をつくり、毛髪を丸め、ヘアキャッチャーに絡みつかないようにしました。毛髪が「ポイ」と捨てられるうえ、水の流れが滞留しなくなるため、ぬめり汚れが発生しにくくなります。電気やガスも洗剤も使わずに、排水の力のみを使ってお客さまの不満を解決した「くるりんポイ排水口」は、今もLIXILのシステムバスが選ばれる理由のひとつになっています。