「ひねる」から「押す」へ。「プッシュ水栓」。

システムバスの歴史

進化は、ツーハンドル式の時代から始まった。

1970年代、バスルームの水栓の主流はツーハンドル式で、お湯と水のハンドルがあり、吐水・止水のたびにそれぞれを操作しながら流量と湯温を調整する必要がありました。次に登場したのは一時止水機能付きツーハンドル式で、お湯と水のハンドルを開いたまま一時止水をできるようにしたもの。そして、1980年代に入り、水圧が変動しても安定した湯温を供給することができるサーモスタット式水栓が登場して、水栓の使い勝手は格段の進歩を遂げました。しかし、吐水・止水やシャワーへの切り替えのたびに流量を調節する課題が残り、さらなる進化が待たれました。

ツーハンドル式水栓

業界初、吐水・止水ボタンと流量調節ダイヤルを同軸構造で実現。

2006年、浴室水栓のさまざまな不満を解消する、プッシュ水栓が登場します。これまで一般的に水路の開閉のみに使われていた構造から、止水・吐水と同じ軸で流量調節も可能にした弁(開度可変式ダイアフラム弁)を業界で初めて開発しました。これにより、あらかじめ設定した温度と流量をワンアクションで吐水可能に。また、シャワーと吐水が別のボタンなのでわかりやすく、間違えにくくなり、ユニバーサルデザインの視点でみても先進的な商品になりました。

吐水・止水ボタンと流量調節ダイヤルの一体化を実現。

スムーズな操作性、高級な素材感を融合。

LIXILの最新モデルは、立ってシャワーを浴びている姿勢、座って体を洗う姿勢など、入浴行為で発生するさまざまな姿勢で、吐水・止水ボタンが押しやすいように設計されています。正面から指で押すのはもちろん、手のひら、手の甲など、押す手の形や向きを限定しないことで、動作をスムーズにサポートします。ボタンのサイズは、大きければ押しやすいという固定観念を疑い、テストを繰り返すことで直径30mmのコンパクトなボタンを採用。デザインもよりスマートになりました。さらに、金属から削り出したメタルボタン、金属製のボディー、アクリルのカウンタープレートなどの上質な素材にこだわり、高級感あふれるバスルームを演出します。バスルームを進化させることは、入浴という日本の文化を発展させることです。LIXILはこれからもお客さまの視点でテクノロジーを進化させ、新しい入浴の喜びを広げていきます。