キッチンで行われる641の行為を判断する、ハンズフリー水栓。

キッチンの進化

タッチレス水栓から「ハンズフリー水栓」へ進化した

タッチレス水栓は、センサーに手をかざすと水が出て、また手をかざすまで水が出続けます。LIXILが新たに開発した「ハンズフリー水栓」は、手や食器などを水栓に近づけると自動で吐水し、遠ざけると自動で止水、また手や食器などを近づけると吐水する。まさに、人の作業と連動した自動水栓です。お客さまの行動調査をしたところ、食洗機利用者の9割以上が、食洗機に入れる前の“予洗い”をしていました。食器をすすいでは食洗機に入れ、すすいでは入れの繰り返し。その際、水を出しっぱなしにする方もいれば、もったいないからと一回ずつ水を出し止めして負担を感じている方もいる。「ハンズフリー水栓」は“予洗い”のような細かな作業に対応して吐水・止水を行うことを可能にしました。

シングルレバー式水栓より、約31%も節水

水が出てほしいときに出て、止まってほしいときに止まる。そのために老若男女、さまざまな体格、ライフスタイルの方に試作機の検証を依頼。使用データを集め、最善の感知範囲や感知速度を割り出しました。さらに、動きを検知するセンサーを吐水パイプの前面にレイアウトしたことで、手や食器の動きにより早く正確に反応します。作業に対応してムダな水を出さないため、シングルレバー式水栓より約31%の節水を実現しました。

※試算条件:「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」における給湯量(東京、床面積120uの住宅)から算出。[引用元]「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」および「(一社)日本パルプ工業会自主基準」

手が向かってくる吐水パイプの前面にセンサーを配置。

「動体センシング×測距センシング」で、人の動きと目的を判断する。

人の手、細い箸、金属の包丁など、さまざまなものにしっかり反応する。鍋に水をためたいときは水が出続ける。シンクに桶(おけ)を置いたときは水が止まる。吐水口のホースを引き出したときは、人に水がかからないように水を出さない。浄水吐水も手かざしのワンアクションで。今、人は何を目的にしているのか。水を出すべきか、止めるべきか、動体センシングと測距センシングの組み合わせで判断・実行します。その先端テクノロジーは、キッチンで行われる641にもおよぶ行為を洗い出すという、気の遠くなるような地道な作業によって実現しました。動きはもちろん、気持ちにまでフィットする使い心地は、LIXILの「Human Fitテクノロジー」ならではの喜びです。