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■ＤＡＴＡ 所在地／京都市上京区一条通り烏丸西入る 建築主／虎屋 設計／内藤廣建築設計事務所(内藤廣、蘆田暢人) 施工／鹿島建設株式会社 開業／2009年5月 |
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 平面図 |
 所在地：地図 |
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 南側外観 |
 東の路地から庭を見る |
 菓寮テラスから庭と土蔵見る |
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内藤氏は｢室内に居ながら庭に意識が向かう菓寮の空間づくり｣を目指し、建物と屋外を融合させ、新たな空間づくりに取り組みました。広い敷地の中で路地、庭、建物、素材を巧みに配置し、現代的であり且つ京都の歴史や伝統に捉われることなく、先進技術やオリジナリティのあるデザインを展開しています。 |
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 東側外観 |
 菓寮テラス席から庭と土蔵を見る |
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外壁の磁器質モザイクタイルはギャラリーの外壁と菓寮の妻壁に使用しています。 |
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 菓寮の東側妻壁 |
 ギャラリー東側壁ディテール |
 ギャラリー南西側コーナー部 ディテールアップディテール |
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 ギャラリー南側開口部 |
 ギャラリー南側開口部 ディテールアップディテール |
 ギャラリー南西側コーナー部 ディテールアップディテール |
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ご採用頂きました特注タイルは、当工場が製造工程における特許を取得した形状・面状を使用しております。45mm角形状では特徴のある起伏の大きなＲ面が、独特の陰影感・風合いを出しています。釉薬は、「真白の中にほのかなピンク」、「お菓子のように食べたらおいしそうなタイル」というテーマを狙い、調合しました。色合いの異なる釉薬の重なり具合によって、白とピンクが見え隠れする上品な質感を出すために、開発では試作を重ね、当工場の特徴である、施釉機をフルに駆使した「多色多重施釉」を施したテクスチュアを作りました。施工場面では、特注加工した「半マス」タイルを使用し、通常にない張りパターンで、面状の起伏をランダムに並べ、目を引く凹凸の表情を最大限生かしていただきました。タイルが外壁材としての機能だけでなく、建物意匠の引き立て役として貢献出来たことは、開発担当者にとって、大変貴重な財産となりました。 |
 釉薬を掛ける施釉機ディテール |
 釉薬の試作品 バリエーションディテール |
 採用となったモザイク タイルディテール |
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 タイルディテールアップディテール |
 タイルディテールアップディテール |
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内藤廣（ないとう・ひろし）
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