PICK UP −設計者の声−

PICK UP −設計者の声−

ARCHITECT'S VOICE/設計者の取材インタビュー

次代のニーズにこたえるパブリック空間の実現。

フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮1
  • フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮2
  • フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮3

ARCHITECT’S VOICE 設計者の声

積水ハウス株式会社 開発事業部 設計担当 若林 良様

ホテルのラウンジスペースの一角に、ゲストが自由に利用できるキッチンカウンターが設置されています。
道の駅などで購入した地元の食材を調理・シェアできる空間として設えました。
地域が主役と考えた宿泊特化型ホテルとして、ホテルの外での消費を促す仕掛けの一つとしています。
マリオットブランドとしては、ゲストが共有して使用できるキッチン設備を整えたのは初の試みです。
デザインや機能は利用者のニーズや時代によって進化させていくつもりです。
地域・旅先でのコミュニティが産まれ、コミュニケーションの場として盛り上げることを期待しています。
富士屋ホテル1
  • 富士屋ホテル2
  • 富士屋ホテル3

ARCHITECT’S VOICE 設計者の声

株式会社石本建築事務所 加藤 淳一様 神谷 俊雄様 笹島 幹広様

140年を超える歴史のある富士屋ホテルのリニューアルプロジェクトは、唯一無二の歴史に新たな価値を与え、リビング・ヘリテージ(生きた遺産)として、未来への持続的な営みを実現することを目指しました。
カスケード・ウイングは、国登録有形文化財に指定されている食堂棟(昭和5年(1930年)建築)に隣接して新たに建設されました。
低層部の外装は庭園の緑との相性がよい釉薬タイルを採用しています。
色彩は隣接している食堂棟の外壁色である稲荷山黄土を基本とし、窯変により色幅を持たせた自然な表情と、目地により深い陰影をつくり出せる断面形状としています。
釉薬特有の鈍い光沢は、その日の天候により表情を変え、箱根の景観に溶けこむ外観をつくり出しています。
フォレスト・ウイングのスイートルームは、歴史ある富士屋ホテル建築群の屋根の連なりを一望できる場所に位置しています。
インテリアのタイルは、モダンでありながら、どことなく富士屋ホテル特有の和テイストを感じられるタイルを選定しました。
全客室の浴室には源泉100%の温泉が引かれています。床には、冷たさを感じさせず、滑りにくい上に肌触りのよいタイルを選定しました。
「至誠」を社是とする富士屋ホテルの、お客様の安全安心を第一に考える姿勢から生まれた浴室です。
国の登録有形文化財に指定されている花御殿(昭和11年(1936年)建築)は、竣工当時から屋内プールを持つモダンな建築でした。
インテリアの床・壁タイルは、竣工当時の写真を手掛かりに、当時のインテリアの雰囲気を継承したデザインのパターン貼りとしました。
ウポポイ(民族共生象徴空間)1
  • ウポポイ(民族共生象徴空間)2
  • ウポポイ(民族共生象徴空間)3

ARCHITECT’S VOICE 設計者の声

株式会社ドーコン 都市環境部 宮達 直也様

民族共生象徴空間ウポポイ(アイヌ語で(おおぜいで)歌うこと)の屋外空間としての民族共生公園は、自然と一体となった屋内外の空間すなわちランドスケープ自体が「アイヌ文化の入口」としての自然空間の中で自然と共生してきたアイヌ文化への理解を深めることができる展示空間となる「体験型のフィールドミュージアム」を具現化したランドスケープ空間の実現を図ることを目指しました。
また、園内への人及び鹿の侵入防止を図るため、外周には高さ2.0〜2.5mの柵を設けています。人の侵入防止の観点から、縦格子かつ足がかりとなる中桟のないタイプとして、LIXILの柵を選定しました。
そのシンプルなデザイン、グレー系のカラーにより、周囲の自然環境との調和のとれた施設となっています。
栃木県総合運動公園 東エリア 日環アリーナ栃木1
  • 栃木県総合運動公園 東エリア 日環アリーナ栃木2
  • 栃木県総合運動公園 東エリア 日環アリーナ栃木3

ARCHITECT’S VOICE 設計者の声

株式会社梓設計 アーキテクト部門 BASE02 日比 淳様
大成建設株式会社 設計本部 建築設計第二部 飯田 雄介様

栃木県宇都宮市西川田地区の大規模公園「栃木県総合運動公園」の東側隣地(東エリア)にオープンした複合運動施設「日環アリーナ栃木」。2022年開催予定の「栃木国体」にも使用される予定です。
66,000uの広大な敷地に3つの空間(メインアリーナ、サブアリーナ、屋内水泳場)延床38,524.27uからなる大空間の建築群です。
この建物の外観の設計モチーフとなるのは「大谷石採掘場」。メインのアプローチを施設の開放的な前庭から建物を見ると壮観な縦のラインを強調しつつ横方向に広く展開する大壁面が現れます。縦スリットには実際に大谷石を使用することで、栃木の魅力を発信しています。
誰もが日常の中で利用しやすい施設として建物の各空間は細いサッシフレームで大きなガラス張りにより開放的になっています。様々なスポーツ活動が行われている様子を外から伺うことができ、利用者の楽しい賑わいを感じることができます。