辰野金吾氏が設計した国指定重要文化財である歴史的駅舎の保存・復原工事
- 施主
- 東日本旅客鉄道株式会社
- 設計
- 東日本旅客鉄道株式会社 東京駅丸の内駅舎保存・復原設計共同企業体
- 施工
- 東京駅丸の内駅舎保存・復原工事共同企業体 (鹿島・清水・鉄建 建設共同企業体)
- 所在地
- 東京都千代田区
- 新築/改築
- 改築・改修
- 竣工
- 2012年10月
タイル 空間の特長
1914年辰野金吾氏が設計した東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事に採用されました。創建当時は、外壁化粧煉瓦の製造は品川白煉瓦(株)が行いましたが、今回の復原は明るい赤色の再現を追求し、2010年から2011年までにかけて、約50万枚のタイルを焼成しました。国指定重要文化財である歴史的建築物の復原を追求し、2003年土の研究から焼成方法まで7年を要しています。これにより既存建物の外壁化粧煉瓦との張り合わせを可能にしました。またディテールの納まりにも拘り、コーナー役物は手作業で生産しています。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- 特注外壁 FC-11/109×60.6×15(mm)/特注、FC-11/227×60.6(mm)/特注