浜松市の中心部に位置する 本部機能を持つ本部棟と本店窓口業務を行う本店棟の二棟より構成された 浜松いわた信用金庫の統括拠点
- 施主
- 浜松いわた信用金庫
- 設計
- 株式会社日建設計
- 施工
- 大成建設株式会社・須山建設株式会社、株式会社中村組特定建設工事共同企業体
- 所在地
- 静岡県浜松市
- 新築/改築
- 新築
- 竣工
- 2023年12月
タイル 空間の特長
浜松城の石垣のイメージを連想させるテラコッタ陶板の外壁。テラコッタルーバー越しの浜松城の眺望、緑豊かな浜松城公園との調和に配慮した。テラコッタルーバーは四角と平行四辺形(北面のみ)の2形状を持ち、奥行方向にも3連結する独創的なデザイン。2種類のファスナーであらゆる角度に対応し、面によってルーバーの角度が異なる。テラコッタルーバーの形状や面状がいくつかあり、取付位置を上下ずらして、更にランダムに配置することでゆらぎ感を表現している。光が差し込むとドラマチックな影が落ち、角度や時間帯によって表情が変化。また自然通風の風量を最適化し、オフィス内の気流速度を抑える。先進的な省エネ技術を取り入れたこのプロジェクトは地方都市への波及性も高く、建築計画・設備計画の両面から積極的に「ムラ」を作るデザイン、SDGsへの積極的な取り組みも評価され、国土交通省が実施するサステナブル建築物等先導事業に採択された。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- 外装床タイル FC-417*417/E2111-311、312、314【MIX】T=23(特注)、FC-470*470/E2111-311、312、314【MIX】T=23(特注)
- 外装タイル(壁・床)
- テラコッタ陶板 TL-11/E2105”異形状MIX(特注・ECP下地Lクリップ工法)
- 外装タイル(壁・床)
- テラコッタルーバー TL-70/E2210‐341 連結type(特注)