”三重が持つ多様性の力”をテーマに県内の自然・歴史・文化を紹介する博物館
- 設計
- 株式会社日本設計
- 施工
- 鹿島建設・鉄建建設・生川建設 特定建設工事共同企業体
- 所在地
- 三重県津市
- 新築/改築
- 新築
- 竣工
- 2014年04月
タイル 空間の特長
建物外観の象徴でもある垂直のテラコッタルーバーは、「伊勢型紙の「縞彫り」模様や、杉・ひのきの木立、旧街道沿いの格子戸」などを連想させ、伊勢型紙の繊細さと熊野の木立の力強さを表現しています。ランダムなルーバーの配置は、内部空間の目的に合わせて、ルーバーの粗密を調整し、建物全体に豊かな表情を与えています。夕刻が近づく頃、格子の繊細さが強調され、柄が鮮明に浮かび上がり、立体的に陰影が美しく映えます。テラコッタルーバーの連続性による知的な佇まいは、文化施設に相応しい格調高く美しい建物です。また、トイレ内装にはカラフルで楽しく、親しみやすい10mm角のモザイクタイルを使用しました。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- テラコッタルーバー TL-11/895×(215+85)E12032-52( フィン型),TL-11/895×(215+28)E12032-52 (カマボコ型)
- 内装タイル(壁・床)
- 内壁 ジュエリーモザイク JM-35/MIX1,MIX2,MIX4