四万十市の豊かな自然と応答し 活動や賑わいがまちにあふれ出す交流文化施設
- 施主
- 四万十市
- 設計
- 株式会社東畑建築事務所
- 施工
- 株式会社竹中工務店
- 所在地
- 高知県四万十市
- 新築/改築
- 新築
- 竣工
- 2024年04月
タイル 空間の特長
日本最後の清流と称される四万十川の流れるこの地に、文化芸術活動と交流を促進する施設が再整備された。活動や賑わいがこの場所で完結しないように、隣接する公園まで連続する共用部を設えている。内外に連続して展開されたタイルによって、境界を曖昧にし、まちと接続された空間を演出している。むくり形状のタイルは、3種類の異なる長さをランダムに配置する事で縦目地のラインを抑え、横基調のデザインに。光や見る角度によって変化するテクスチャーが、四万十の豊かな自然に応答するように多様で豊かな表情を創り出している。また、本格的な舞台設備や優れた音響性能を備え、利用するすべての人々のハレの場に相応しい「しまんとホール」内部には、土ものの黒いタイルを採用。深みのある黒色は、釉薬を施すのではなく、乾燥過程で素地から自然に浮かび上がるように設計され、独特な光沢を放っている。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- 外装壁タイル・内装壁タイル FC-11/290,240,190X94/Y220705101(3形状MIX・特注)
- 内装タイル(壁・床)
- 内装壁タイル FC-11/235X30/Y220805101(特注)