耐震性能や震災時持続性などの機能性に加え高層部と低層部の素材の対比も美しいオフィスビル
- 設計
- 株式会社三菱地所設計
- 施工
- 名古屋東京海上日動ビルディング建替工事 共同企業体
- 所在地
- 愛知県名古屋市
- 新築/改築
- 新築
- 竣工
- 2013年07月
トイレ・洗面 空間の特長
1973年、名古屋で最も高い高層ビルとして丸の内地区に誕生した旧・名古屋東京海上日動ビルディング。建替工事を経て装いも新たに生まれ変わった建物には先進の環境技術が盛り込まれており、トイレ空間にも高い省エネ効果や低ランニングコストを意識した器具が採用されている。
トイレ・洗面で使用されている商品
- 洗面化粧台・カウンター
- だ円形洗面器 L-2094CL、自動水栓 AM-91K(100V)、オートソープ KS-921MCPA
- 大便器・シャワートイレ
- 掃除口付便器 C-23PCSM、Pシリーズ CW-P22AM-NEC
- 小便器
- センサー一体形ストール小便器 AWU-507RP
- バリアフリー対応・幼児・医療用機器他
- ベビーキープ KFA-12、ベビーシート KFA-23
タイル 空間の特長
高層部カーテンウォールと対比させ、低層部外壁には部分的にタイルとテラコッタルーバーを採用。多目的ホール、ギャラリーを配置した低層階の屋内外には地場素材がふんだんに使用され、タイルはそれら素材との景観調和を配慮しています。全体に色味を抑えたフラットな面状と緩やかな4本のリブ面を施したタイルは、ランダムに配置され奥行きのある壁面を創出しています。外壁表面は時間帯により自然光の差し込み方が異なり、深目地も相まって豊かな素材の陰影が出ています。また開口部には同色系テラッタルーバーを水平に配置し、デザイン性を高めています。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- 特注外壁 FC-11/290×40/OM3707-19-A MG(テーパー付)T=17、FC-11/290×40/OM3707-19-A2 MG(三角リブ)T=17
- 外装タイル(壁・床)
- テラコッタルーバー TL-150×60×1183.5/E12061-11-1(C-002断面)