アートが集まる東京・上野公園に「上野トイレミュージアム」が出現
- 施主
- 東京都
- 設計
- 東京藝術大学大学院 美術研究科 建築専攻 中山英之研究室
- 施工
- 東海建設株式会社
- 所在地
- 東京都台東区
- 新築/改築
- 改築・改修
- 竣工
- 2020年09月
トイレ・洗面 空間の特長
「排泄から健康を考えるミュージアムのようなトイレ」をコンセプトに東京藝術大生と連携し改修。動物をモチーフにしたモザイク壁画や大便器ブースには手すり、鳴き声と背景音が流れる擬音装置を設置。腰壁まわりにはうんちをイメージして制作したタイルを使用している。
トイレ・洗面で使用されている商品
- 洗面化粧台・カウンター
- マーベリイナカウンター MB-500M、はめ込みだ円形洗面器 L-2292、 自動水栓 AM-210C、水石鹸入れ KF-24ELM、車いす対応洗面器 L-365APR、自動水栓 200CV1
- 大便器・シャワートイレ
- 掃除口付便器 C-P25SM-AY、車いす対応便器 C-P15SK-AY
- 小便器
- センサー一体形ストール小便器 U-A11AP
- バリアフリー対応・幼児・医療用機器他
- オストメイト対応流し S-206R、ベビーキープ KFA-12、横型おむつ交換台 AC-OK-21F
タイル 空間の特長
大便器ブース内の腰壁まわりに排泄物の形やテクスチャーからデザインしたうんちタイルを使用。素地色、焼成温度、酸化還元の有無などそれぞれ異なるタイル種を、同一条件で焼成してテクスチャーを再現するために、釉薬のレシピに調整をかけたり、複雑な表情を出すために、一つずつ筆で施釉したものもある。排泄を通し見て、触って、感じることのできるトイレ空間となっている。