名刺を使ったブランディング
(その2~集客・販促に使える名刺とは~)

中小企業診断士 市岡直司(株式会社市岡経営支援事務所)

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今回は、見込み客の獲得や販売促進に有効な「名刺」の特徴を見ていきたいと思います。

<名刺の例>

これは過去に私が使用していた名刺の一部です。

私は名刺を何種類か用意しており、名刺交換する人に合わせて使い分けています。
この名刺で実際、新たなビジネスが成立したり、初対面でも「チラシみたいな名刺ですね」と言われたり、受け取った方にインパクトを与えているようです。

このような、集客や販促に有効な名刺は「ブランド名刺」とか「ブランディング名刺」という名称で呼ばれています。

では実際、どんな特徴があるのか見ていきます。

集客・販促に使える名刺の特徴

①顔写真があり、キャッチコピーで何の専門家なのか明確である

まず、先回の一般的な名刺との大きな違いは、顔の写真があることです。な?んだそんなことかと思うかもしれませんが、独立・起業間もない小さな会社の経営者や個人事業主の方にとって、「顔」をたくさんの人に覚えてもらうことは最も重要なことのひとつです。

デザインや紙質にこだわった名刺も多いですが、「顔写真」がなければ相手の方の印象に残ることはありません。

そして、顔写真の横に目立つ形で大きく「キャッチコピー」が入っています。
この名刺の場合は、

「愛知・三重・岐阜 補助金獲得総額8億円、150社越えの実績」

これは、補助金や資金調達の専門家としての実績をアピールしています。「どんな専門家なのか」、「どんな価値を提供できるのか」、「どのような実績があるのか」を明確にしています。

名刺を受け取った方が、あなたの提供できる価値が一瞬で想像できるようなキャッチコピーを名刺に記載し、そしてその横に「顔写真」が来るというのが最大の特徴です。

②次の行動を促す導線がある

実際、名刺をお渡ししたその場で仕事につながるということは、ほとんど無いと思います。そのため、名刺を渡した後も引き続き関係性を継続するための仕掛けが必要になります。

名刺を受け取った人に、その後どのような行動を起こして欲しいのか?
その次の行動を促す導線が明確に示されています。たとえば、

・ 詳しくはホームページをご覧ください
・ 無料相談はこちらへ
といった感じです。

私の名刺では、詳しくはホームページか直接連絡(メールや電話)を促すようにしています。名刺に掲載できる情報には限りがあります。ホームページを訪問していただくことができれば、より詳しく、あなたの事業やサービスについて知ってもらうことが可能になります。

この他、①②以外では、プロフィールを載せて他の人と差別化したり、経営理念を伝えたりすることも、「ブランド名刺」の主な特徴です。今回の私の名刺では省略しています。

詳しいプロフィールや経営理念を載せることの理由は、名刺を受け取った方に「共感のポイント」を増やすためと言えます。初対面ではどうしても相手を警戒してしまうもの。そこで、プライベートな情報を先に伝えてしまって、まずは自分自身に興味をもってもらい、その後、商品やサービスに興味をもってもらうという流れを生み出すことを狙っています。

ただし、裏表の名刺では載せられる情報に限りがあるため、場合によっては名刺を2つ折りや4つ折りにすることで情報量を確保することが必要になってきます。

今回は、集客や販促に有効なブランド名刺の特徴を見てきました。

ブランド名刺(ブランディング名刺)は、自身のビジネスにおけるマーケティングの一環として位置付けることが可能です。

名刺を有効に使ってあなたの価値を伝えましょう。ビジネスがより一層加速すると思います。次回はブランド名刺を作成するときの重要ポイントをご紹介します。

公開日:2018年12月13日

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