カビが発生しにくく、タイルの選択も拡大。システムバス独自の「キレイ目地」

システムバスの歴史

給水試験4時間後の「キレイ目地」

タイル目地の吸水率がほぼゼロ※ 。カビの悩みの解消に大幅に近づきました。

LIXIL は、システムバスのタイル目地に樹脂を使用した「キレイ目地」を開発し、それを安定的に供給する体制を整えています。セメント目地素材は水を吸いやすく、カビが生えやすい性質がありました。そこでLIXILは、吸水率がほぼゼロの樹脂で目地を詰める製造方法を開発。緻密な樹脂とすることでカビの根の浸透を防ぎ、カビが発生した際にも簡単な清掃で落とすことができます。

※セメント目地と「キレイ目地」を約4時間赤色の液体に浸ける実験の結果、セメント目地は色が染み込みましたが、「キレイ目地」は樹脂が吸水を防ぎ、赤色に染まりませんでした。

今までも樹脂目地は存在しましたが、これまでの製法は、タイル表面から目地材を塗り込み、余分な目地材をタイル表面から拭き取るものだったので、拭き取りが困難な樹脂目地でのタイルパネルは量産されませんでした。LIXILは、タイルの間に裏面から樹脂を注入し、目地を成形する新製法を開発。それをロボットなどの最新設備を使って安定した品質で供給できるようにしました。

タイルの裏面から樹脂注入

ウレタンフォーム成型で、今までシステムバスに使えなかったタイルが使用可能に。

システムバスの構造上、タイルパネルの総厚は同一寸法と決まっています。一般的なタイルパネルは、構造フレームと下地板に厚みが取られるため、張れるタイルは、その残りの厚さのものに限られていました。しかし、新しいタイルパネルは、さまざまな意匠のタイルを使えるようになりました。冷たくてカビやすいイメージのあるタイルが、最新の生産技術によりキレイでぬくもりのある空間を提供します。