お客さま視点に立った進化を、デザインで加速させる。

愛知県常滑市にあるLIXIL Water Technologyデザインセンター。デザインを創造し、海外のデザインチームとの交流の場になっている。

私たちは、デザイン主導のイノベーションに挑んでいます。デザインを考えるとき大切なのは、お客さまを観察し、その内なる声に耳を傾け、要望や不満を分析することです。なぜそう感じているのか、いかに改善できるか、他の方法はないかと自問自答を繰り返し、デザインによって新しい価値を生み出していくのです。
そのために、INAXブランドとしての揺るぎない価値観になるBrand Design Values(ブランドデザインバリューズ)と、ブランドを確信を持って表現するためのSignature Elements(シグネチャーエレメンツ)を構築しました。
Brand Design Valuesとして、私たちはまずお客さまが求める本質的なこと「Essence」をしっかりと理解します。それがお客さまに対してどのような役割を果たすのか、という意味での機能の本質を見極める作業を行います。
次に、建築と一体になっていかに美しいか、いかに機能するかを重要視します。例えばサティスは、お客さまが求めている本質を見極め、便器を美しく、さらに建築に馴染ませることで、空間を広くしています。

Paul Flowers

Paul Flowers
株式会社LIXILグループ
Chief Design Officer

建築に納まる洗練された中に先進の技術が満たされている、まさに「Sophistication」です。
私たちには、ユニバーサルデザインを介護用デザインではなく、みんなが共有できるデザインとして提供してきた実績があります。日本ではシニア層も増えていく中でますます重要性が増していくのが、使いやすさ「Thoughtfulness」ではないでしょうか。
Signature Elementsは、INAXブランドのサインになるような造形要素です。急に降って湧いたものではなく、過去からどういうデザインをしてきたのかを分析して、背景にある思想ともいうべきデザイン要素を見える化したものです。人間で言えば親子、兄弟、親戚で目、鼻、口が似ていたりしますよね。そういうことだと思ってください。まさにDNAです。
日本で長年磨き上げてきた本質に根ざした機能、建築に納まる美しさ、使いやすさなどのDNAは、グローバルで見たときの差別化ポイントにもなっています。INAXブランドの優れている部分、期待されていることを明確にすることで、お客さまに真に応える進化をし続けていけると考えています。