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施工事例

CASE 05 気候も暮らしも考え抜いた地域密着の家づくり

福井県福井市/永和住宅株式会社 分譲モデル
福井県福井市/永和住宅株式会社 分譲モデル

福井県ならではの厳しい気候条件

「無落雪」をコンセプトにフラットな屋根を採用。雪下ろしの負担をなくし、近隣への落雪被害を防止。
「無落雪」をコンセプトにフラットな屋根を採用。雪下ろしの負担をなくし、
近隣への落雪被害を防止。
日本は南北に長いので、その地域によって、家づくりは大きく変わります。ここ福井県は、冬は寒くて積雪が多い一方、夏場はかなり蒸し暑くなります。さらに、年間を通して雨が多いため、家をつくる環境としてはかなり難しい気候条件といえます。
また、都市ガスがあまり発達していないため、オール電化の住宅が多いのもこの地域の特徴です。この住宅もオール電化を採用していますが、住まいの快適性を守るためにも、省エネ性能を高めるためにも、開口部の断熱性能が重要なポイントとなります。
この住宅では『サーモスX』を採用し、Q値1.71W/m2・Kを実現しました。

樹脂窓にはない“スマートさ”が魅力

2階の居室の窓は格子入り複層ガラスを採用。室内ドア『ファミリーラインパレット』とのコーディネートで、洋風モダンな佇まいを演出。
2階の居室の窓は格子入り複層ガラスを採用。
室内ドア『ファミリーラインパレット』とのコーディネートで、
洋風モダンな佇まいを演出。
この地域は、アルミ樹脂複合窓を採用している住宅が多いのですが、高断熱の観点から、弊社でも樹脂窓を試してみることもありました。
ただ、正直なところでは、樹脂窓をあまり使い慣れていないという施工面での不安や、フレームが太いので見た目的にもスマートさに欠ける面も気になります。
『サーモスX』はアルミと樹脂のハイブリッド窓なので施工面での安心感があり、樹脂窓にはないスマートなデザインも大きな魅力です。
従来の『サーモスU-H』は、ガラス面積を広げて断熱性能を高めるという点が画期的なコンセプトでしたが、その窓を進化させ、さらに高性能化したというのは素晴らしいと思います。
自然の光や風を採り込む工夫
開口部を考えるとき、断熱性能も大切ですが、外の光や風を採り入れることも大事なポイントとなります。この住宅でも、自然の力を上手に活用できるよう窓の配置を計画しています。
たとえば、隣家に接する東面・西面にはそれぞれ"ウインドキャッチ"の縦すべり出し窓を設置し、壁に沿って流れる風を採り込めるようにしているのもその一例です。
また、東西南北のそれぞれに窓を設けているため、春や秋などの気候のよいときには、自然の風をたっぷり感じながら気持ちよく暮らしていただけるように配慮しています。
1階の東面と西面にそれぞれウインドキャッチの縦すべり出し窓を配置。日本海側(北側)から吹く涼しい風を室内に招き入れる。
1階の東面と西面にそれぞれウインドキャッチの縦すべり出し窓を配置。
日本海側(北側)から吹く涼しい風を室内に招き入れる。

地域の暮らしを意識した家づくり

(左写真)乾燥室(サンルーム)の出入口にテラスドアを採用し、空間を明るく演出。(右写真)東面に大きな窓を設け、朝の食卓に気持ちのいい朝日を採り込む。
(左写真)乾燥室(サンルーム)の出入口にテラスドアを採用し、空間を明るく演出。
(右写真)東面に大きな窓を設け、朝の食卓に気持ちのいい朝日を採り込む。
家を建てる際、その地域の気候をきちんと踏まえることが重要なポイントとなりますが、その地域ならではの暮らしも意識する必要があると思います。
実は、福井県は共働き世帯の数が非常に多く、平日の日中は家族が不在になる家庭も少なくありません。したがって、室内に洗濯物を干せる"サンルーム"を求める方が多く、忙しい奥様のための効率的な家事導線も不可欠な要素といえます。
また、家族みんなが顔を合わせるのが朝食の時間になることが想定されるため、気持ちのいい朝日を食卓に採り入れられるよう、この住宅では東面の窓を大きくしています。
このように、地域の暮らしの視点から家づくりを行うことも、弊社がこだわっているポイントです。
施工会社
永和住宅株式会社
採用窓商品
サーモスX(引違い窓×3、縦すべり出し窓×14、横すべり出し窓×5、FIX窓×3、テラスドア×2)
※現在サーモスXは終息しております。後継商品はハイブリッド窓TWをお求めください。

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