オンラインセミナーレポート
2月1日(火)開催
- 高性能窓が育む理想の暮らし -
LIXILプレゼンツ
全国一斉オンラインセミナー
- 高性能窓が育む理想の暮らし -
“窓えらびの「ものさし」”
建築家/
有限会社伊礼智設計室代表
伊礼智 氏
新建新聞社
代表取締役社長
三浦祐成 氏
アーカイブ動画公開中!
2022年2月1日(火)に
開催したセミナー概要を
ご視聴いただけます。
PROGRAM
1
窓戦略と商品のご紹介
「豊かで快適な住まい」を実現する、LIXILのご提案
LIXIL LHT-J サッシ・ドア事業部長 田村光宏
世界各国が地球温暖化対策の取り組みを加速しているなか、LIXILも脱炭素社会の実現に向けて住まいが担う責任を重要なイシューと捉え、グループ一丸になって取り組んでいます。サッシ・ドア事業部としては、脱炭素社会の実現に向けた、住宅の高性能化の推進を重点テーマとし、製品サービスの強化を進めています。

LIXILは今期、ニーズに合わせた高性能窓の選択肢を一気に広げました。
その第4弾となるのが、金属の高い耐久性と強度が作り出したスリムなフレームによる、採光・眺望性とデザイン性、そして熱を通しづらい樹脂の断熱性能を兼ね備えた「ハイブリッド窓 TW」です。

TWの特徴は、厳しい自然から暮らしを守る窓性能、暮らしに開放感と心地良さをもたらすデザイン、安心かつ便利な暮らしをかなえる使いやすさが挙げられます。

ハイブリッド窓の技術にトリプルガラスを組み合わせ、欧州トップレベルの高い断熱性能を実現いたしました。

LIXILの窓・ドアブランドTOSTEMは、トリプルガラス仕様をはじめとした高性能な窓を新築住宅・既存住宅のそれぞれにご提供し、人々のいつもの暮らしをより豊かで快適にするとともに、住宅の脱炭素型への転換を推進し、社会全体がより豊かで快適になるよう貢献していきます。
PROGRAM
2
基調講演
建築家伊礼智が語る 窓選びの基準はいかに変化して来たか
伊礼智 氏

建築家がどのようなものさしで窓を決めてきたか。
断熱や気密といった性能、心地よく開放感あふれる空間を演出する意匠性など、さまざまなメリットを踏まえた窓選定基準について、建築家の伊礼先生の直近の事例を元にご講演いただきました。

事例1:つくば里山住宅博 ヴァンガードハウス

北側には筑波山を望む非常に美しい里山の風景が広がる敷地であることから、その風景を取り込むために、北側の開口部ではサッシがフルオープンできることにこだわって設計。
全面がガラスとして見え、内側にある障子も全て壁の中に仕舞い込む設計にすることで、季節のいいときには外部と内部が一体になる設計になっています。

子ども部屋ではサッシの結合部が見えなくなる工夫を施しています。
内部に格子を付けることにより接合部分が見えなくなり、窓が消え、景色だけが見えてきます。

事例2:町とつながるエコハウス

こちらは伊礼先生と共にパッシヴデザインアドバイザーの野池政宏さんが日射取得の最大化と日射遮蔽/断熱と気密を計算しながら、バランスのいいエコハウスをつくる試みでした。

敷地の南側はフルオープンにできる仕様にして、そこから庭を楽しむ作りになっています。
季節がいいときには窓をずっと全開にすることで外部を楽しみ、閉めてもきちんと性能がでることを意識して設計しています。

伊礼先生は開口部の性能とデザインが要だと考え、開口部を閉じたら性能がきちんとでて、開けたら外部と繋がる住まいを理想として掲げ、それを叶えるための窓を選んできました。

お客様との打合せをスムーズにするコミュニケーションツールとしてご使用ください。

PROGRAM
3
パネルディスカッション〜Q&A
建築家伊礼智×新建新聞社三浦社長対談
高性能住宅の中での窓の役割
伊礼智 氏/三浦祐成 氏
「データや業界動向を元にした窓の重要性」や、各建築家の事例を参考にしながら「高性能住宅の中での窓の役割」をテーマに、新建新聞社の三浦社長をお招きして伊礼先生とディスカッションをしていただきました。
1
データや業界動向を元にした窓の重要性

三浦社長:
「まずはじめに、「プロ施主」のインパクトについて。 近年“プロ並みの意欲で学び情報提供者側に回る施主” さんがSNSを使ってどんどんと発信をして、その発信をみた方が消費に動くような業界動向が起こっています。喜ばしい一方で窓についての理解が浸透していないデータもあることから、正しい知識を持っていただくことが高性能窓の普及には必要だと考えます。

次に「窓×自然共生・人間性回復」について。「コロナ禍拡大による住宅に求める条件の変化」という調査の中で、“日当たりの良い住宅が欲しくなった”という回答が4番目に入っています。自然/外部と繋がる場所である窓について、外部と内部が融合した新しい住まい方、家づくりみたいなものを業界横断で提案できないかと考えています。

最後に「窓上手」になること。ある調査で、家づくりの何に失敗・後悔したかというアンケートの1位が窓の位置と回答されています。位置によっては窓の持ち腐れとなってしまうところを、「窓上手」になることで、カーテンを閉め切ることなく、自然の豊かさを取り入れ、毎日変わる景色を絵画のように楽しむことができるようになる。日々の生活の満足度を上げるために「窓上手」になることが大事だと思います。」

2
各建築家の事例からみる窓の情緒的役割・機能的役割

事例1.ヘリタンスカンダラマ(ホテル):ジェフリー・バワ 設計

伊礼先生:
「レセプションにサッシがなく、外部でありながら内部でもあるところが、ショッキングであり凄く気持ちが良かった。」

事例2.ルヌガンガ(レストラン):ジェフリー・バワ 設計

伊礼先生:
「ここも窓がなく、建築と風景の環境が一体化しているところが気持ちがいい。
奥にはしっかりと窓があるが、こういう半戸外みたいな空間がありながら快適性を担保して自然を感じられる。こういう空間が次に取り組まれていくのではないか。」

三浦社長:
「先ほど私も申し上げた自然と一体になり、窓が外と内との境界にならない。」

事例3.銘苅家(重要文化財の住宅)

伊礼先生:
「性能から見るともう時代遅れの空間かもしれないが、僕はこれに性能と合わせて何か新しい面白い空間ができないかと思っている。」

三浦社長:
「昔の名建築に学びながら、現代のテクノロジーを使って、さらなる心地よさを追求するということですね。」

各建築の事例から情緒的価値を学び、これからの時代に合わせてテクノロジーを使い、機能的価値も持たせていくことが大切とディスカッションをいただきました。

3
Q&A
Q&A(一部抜粋)
Q1 伊礼先生がLIXILのハイブリッド窓(トリプルガラス)を選ばれた一番の理由を教えてください。
A1 性能とデザインのバランスが取れているからです。ただ、地域によって使い分けています。(伊礼先生)
Q2 窓選定の基準において、樹脂とハイブリッドの使い分けの判断基準を教えてください。
A2 5地域くらいまでであれば、ハイブリッド。3地域になると樹脂を選びます。(伊礼先生)
Q3 どこに開口部をつくるとよいか、教えてください。
A3 まずは「遠くが見えるところに窓を開ける」。そこから日当たりとか色んなバランスを取り、少しずつブラッシュアップして決定していきます。(伊礼先生)

お客様との打合せをスムーズにするコミュニケーションツールとしてご使用ください。

次回予告
2022年6月開催予定