2025/01/25

アフターコロナの現在、ホテル業界では人手不足によりホテル運営を行う現場への負荷が大きくなっています。
そこで今回は、浴室・水まわりの清掃の観点から、それらの負荷を少しでも軽くできるような
様々な工夫が詰まった製品についてご紹介します。

ホテル業界を取り巻く状況は、めまぐるしく変化。
一朝一夕では解決しない人手不足。

コロナ収束後のホテル業界では、コロナ禍に人員削減を行った影響や、その後の観光・宿泊需要の回復に伴い、人手不足が課題となっています。

【出典】帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2024年10月)」

そんな中でも、どうしても人手を割く必要があるのが水まわりの清掃です。そこで、浴室清掃へのお悩みが多く聞かれる箇所に対して、清掃性を高めるLIXILのおすすめ製品をご紹介します。

お悩み箇所 その1 浴室の床清掃

浴室の床は皮脂などでどうしても汚れる部分。できるだけ楽に掃除できるとうれしい。

お客様が素足で歩き、皮脂などが付着しやすい浴室の床。低くて面積も広い部分は、意外と清掃の負担が大きい箇所です。LIXILでは、床材として「キレイサーモフロア」をご用意。お掃除が楽になる、汚れにくい表面処理と形状が特長です。

Point 01
汚れが付きにくく、落としやすい、特殊な表面処理。

※イメージ図

Point 02
スポンジが溝の奥まで届き、お掃除ラクラク。

※イメージ図

お悩み箇所 その2 浴室内の収納

シャンプーなどを置くラックは、角や裏側が掃除しづらく、気付くと水垢が溜まっている。

壁に固定されているラック類は、壁との接地面の角や台の裏側など、目も手も届きづらく、汚れやすい場所。マグネットタイプなら清掃時に外して洗えるため、すみずみまで洗いやすく、清潔な状態を保つことができます。

Point
取付け、取外しはマグネットでカンタン。いつでも取り外して洗えます。

お悩み箇所 その3 浴室のドア

ドアはパッキンや排気口など、掃除に手間がかかる部分が多くて大変・・・

従来のドアはゴムパッキンにカビが発生したり、ドア下部のガラリ(排気口)にホコリが溜まるなど、汚れやすく掃除しづらい構造でした。「キレイドア」は、ゴムパッキンを使わない構造や、ガラリを建枠に付けるなど、掃除しやすいスッキリとしたデザインを実現しました。

Point 01
カビが発生しやすい浴室側のゴムパッキンをなくしました。

Point 02
お掃除しにくいドア下部のガラリをタテ枠に埋込みました。

お悩み箇所 その4 排水口

排水口に絡まる髪の毛を取り除くのは本当にストレス。スムーズに掃除できたら・・・!

髪の毛などのやっかいなゴミが溜まる排水口。汚れやすい箇所なので丁寧な掃除が求められ、時間がかかる部分でもあります。「パッとくるりんポイ排水溝」は、髪の毛などのゴミがまとまりやすく、捨てやすい構造で、お手入れも簡単です。※BSWのみ

Point 01
捨てるときには、渦でまとまったゴミをポイッとするだけ。

頭や身体を洗うときなどの排水を利用して、渦を発生させ、ゴミをまとめます。

※写真は渦が見えるように排水口の蓋を外しています。ご使用の際には排水口に蓋をしてください。

Point 02
シンプル構造で、お掃除カンタン。

従来よりシンプルな構造になったので、奥まで手が届くように。排水口のお掃除が、もっとカンタンになりました。

いかがでしたでしょうか。
浴室の中の小さなパーツひとつでも、日々清掃を行うスタッフの皆様にとっては
その構造ひとつで、毎日の清掃効率も変わってきます。
これらの製品によって、少しでもスタッフ皆様の負荷が軽減されれば幸いです。
気になる製品については、ぜひお気軽にお問い合わせください。