長期優良住宅

長期優良住宅法は、住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し環境への負荷を低減するとともに、建替えに係わる 費用の削減によって国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かでより優しい暮らしへの転換を図る目的で施行されました。
長期優良住宅に認定されることで減税・助成・金利優遇などの各種優遇制度を使用することができます。

長期優良住宅法の認定基準の概要

システムバスルームに関連する項目は「劣化の対策」「維持管理・更新への配慮」「省エネルギー性」の3つとなります。
求められる適合基準と自社ユニットバスの適合状況は以下の通りです。

2025年1月6日

性能項目等 概要 適用関係
一戸建住宅 共同住宅 システムバスルーム関連基準
劣化対策 数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。
(木造住宅のみ)
住宅性能表示劣化の軽減
等級3
JIS A 4416 自己適合宣言書
耐震性 極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。
維持管理・更新の容易性 構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。 住宅性能表示維持管理・
更新への配慮性能等級3
可変性 居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。
バリアフリー性
(高齢者配慮)
将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること。
省エネルギー性 必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。 住宅性能表示制度
断熱等性能等級5かつ一次
エネルギー消費量等級6
節湯水栓(節湯A1、B1、C1)
節水水栓
高断熱浴槽
床保温気密材
居住環境 良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持および向上に配慮されたものであること。
住戸面積 良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
維持保全計画 建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。
災害配慮 自然災害による被害の発生防止又は軽減に配慮されたものであること。

システムバスルーム関連基準(住宅性能表示制度)の詳細や各シリーズの対応等はユニットバスのカタログをご参照ください。