新たな上位性能基準
GX志向型住宅について
2025年度 子育てグリーン住宅支援事業において、ZEH水準を上回る「GX志向型住宅」への補助制度が新設されました。「GX志向型住宅」とは、日本政府が掲げる2050年カーボンニュートラルの実現、特に住宅分野における脱炭素化を加速させるために、従来のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)よりもさらに高い省エネルギー性能と再生可能エネルギーの活用を目指す住宅の新しい定義です。
※GXとは、温室効果ガスを発生させる化石エネルギー中心の産業・社会構造を、太陽光発電などのクリーンエネルギー中心に転換していく取り組みを意味する「グリーントランスフォーメーション」の略です。

ZEH定義の強化 ・GX ZEH新設の見込み
ZEHの定義がGX志向型住宅と同じ断熱等級6・一次エネ消費量削減率35%以上に強化され、戸建て住宅では蓄電池と高度エネルギーマネージメントの導入が要件になり、名称は「GX ZEH」となる動向です。
新築住宅の場合、GX ZEHへの移行は2027年度から開始され、現行ZEHと併存する1年間の移行期間を経て、2028年度より完全移行する予定です。


一次エネルギー消費量等級に上位等級の創設
現行の一次エネルギー消費量等級はZEH水準相当の等級6が最高等級ですが、2025年12月に上位等級7・8が新設される動向です。等級7は再エネ除く一次エネ削減率30%、等級8はGX志向型住宅と同水準の再エネ除く一次エネ削減率35%になる見込みです。また、2030年までに実施される省エネ基準適合義務化水準の引き上げ時には、断熱等級も含めて義務基準レベルが「等級1」に整理される予定です。




