都市景観を配慮し 波模様を引用したテラコッタルーバーを外壁曲面に施工した建築物
- 設計
- 株式会社日建設計
- 施工
- 株式会社浅沼組
- 所在地
- 京都府京都市
- 新築/改築
- 新築
- 竣工
- 2010年07月
タイル 空間の特長
街並みに溶け込むようなデザインで、京町屋の簾の向こうの気配を感じる外観です。京都の景観と調和のとれた端正な外観はテラコッタルーバーにより、外壁を西側の日差しから守り、館内温度の上昇を抑える機能を併せ持っています。テラコッタルーバーによる外壁簾は、西本願寺所蔵の「西本願寺本三十六人家集 素性集」の台紙に描かれた波模様をモチーフとしています。 あえてランダムに施工し、素材感と方向性のない陰影が出る、表情豊かなデザインです。夜間は内部の照明が浮かび上がり、建物が照明器具のようになり、安らぎの場を提供しています。
タイルで使用されている商品
- 外装タイル(壁・床)
- テラコッタルーバー TL-35(特注)