INTERVIEW 002 | SATIS

視線が暮らしを変えていく
── 内と外の家

設計:藤原徹平/フジワラテッペイアーキテクツラボ | 建主:幸和ハウジング株式会社さま

家具のようにトイレを考える

トイレの場所は隅の方に、できるだけ隠れた場所につくりたくなるものです。しかし可変性を前提とした家では、家の真ん中に置くほうがあとから自由になります。1階のトイレと水まわりは、家の中央に置かれ、間取りの変更に対応するように考えています。2階のトイレはキッチンのすぐ近くにありますがトイレを囲う壁を工夫して、トイレ全体がまるで家具のようなしつらえになっています。どこにおいても違和感のないようなトイレにすることで、トイレの配置をより自由に考えることができます。今回の建物はモデルルームで販売用の建物です。工務店というプロの立場からの感想では、汚れがつきにくい「アクアセラミック」は特に高い評価をいただいています。また洗練されたデザインが、トイレ空間を自然に綺麗に保ちたくさせるとも言っていました。

2階トイレ「SATIS Gタイプ/ピュアホワイト」

2階トイレ「SATIS Gタイプ/ピュアホワイト」

2階トイレ「SATIS Gタイプ/ピュアホワイト」
2階トイレ

2階トイレ(クリックで拡大)

取材・文: 土谷貞雄
photo: MIKI CHISHAKI
(2017年9月2日 浜松にて)

藤原徹平(ふじわらてっぺい)
建築家、横浜国立大学大学院Y-GSA准教授
1975年横浜生まれ 横浜国立大学大学院修士課程修了
2001年より隈研吾建築都市設計事務所勤務、設計室長・パートナーを経て2012年退社。2012年より現職。フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰、NPO法人ドリフターズインターナショナル理事、宇部ビエンナーレ審査員・展示委員

主な作品に
<等々力の二重円環>
<代々木テラス>
<稲村の森の家>
など多数。

著書
『7inch Project〈#01〉Teppei Fujiwara』(単著、ニューハウス出版、2012年)
『20世紀の思想から考える、これからの都市・建築』(共著、彰国社、2016年)
『アジアの日常から』(共著、TOTO出版、2015年)
『応答 漂うモダニズム』(共著、左右社、2015年)
『内田祥哉 窓と建築ゼミナール』(編、鹿島出版会、2017年)

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公開日:2017年11月30日