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窓上手のテクニック/伊礼智の心地よい窓辺の作法

守谷の家 夏の通風とプライバシーの制御を考慮する

ご近所に迷惑をかけないように、小さく低く、でも中に入ったら、空間が広がるような設計をしました。
12年前茨城での実例。伊礼氏による設計のポリシー「小さく低く、でも中に入ったら、空間が広がる」
南側に表通りがあって、北側に立派な遊歩道がありました。
人工ですが、小川もあって緑がいっぱいの遊歩道がある分譲地でしたので、庭を散らしながら、表通りから緑が繋がり、家の中を抜けて、南側の表通りから北側の遊歩道に繋げていく。
それがこの地で心地よく住むための肝と考え、開口部の位置を決めました。
また、東側には大きな家がすでに建っていましたので、あえて東側には窓を1つも設けませんでした。
プラン 表通りから家の中を抜けて北側の遊歩道に繋げるように開口部の位置を決定。東側の家に窓が多く、東側は全部壁とした。
プラン 南北抜ける開口部の開け方がこの地で心地よく住む肝だと考えた。必要な時に全開口できるよう、戸袋の中に全部開口部が収まるよう工夫し、季節がいい時には外部と内部が繋がる。
プラン 表通りから家の中を抜けて北側の遊歩道に繋げるように開口部の位置を決定。東側の家に窓が多く、東側は全部壁とした。
プラン 南北抜ける開口部の開け方がこの地で心地よく住む肝だと考えた。必要な時に全開口できるよう、戸袋の中に全部開口部が収まるよう工夫し、季節がいい時には外部と内部が繋がる。
前庭があって、塀の裏に中庭があって、西庭があって、裏庭があり、北側の遊歩道につながっていきます。
プラン 着色部:普段暮らすところ着色部以外:第二のリビング(住まい手が工務店の社長のため打ち合わせできるコーナーを用意)前庭、中庭、西庭、裏庭のあとに北側の遊歩道につながっていくよう構成。
玄関から最初に入る第2のリビングは地窓にしています。
南側の庭への窓を普通の掃出しの高さにすると、お隣と目があってしまうので自分の庭だけを切り取るようにしました。
また少し遊び心も入れており1つの建具で、ガラスの部分と網戸の部分を1本のレールで動かしながら外気を取り入れたり閉じたりできるようにしています。
第二のリビング 玄関から最初にこのリビングに。ソーラーを設置。屋根で温めた空気を床下に送り自然のエネルギーで床暖房する。また薪ストーブの熱を家中に動かす。通常の窓ではお隣と目が合うが、地窓にすることで自分の庭だけを切り取る。
第二のリビングの窓 少し遊び心を混ぜ、向かって左側はペアガラス、左側の細いところは網戸。一つの建具でガラスの部分と網戸の部分があり、それを動かしながら、外気を取り入れることができる。
第二のリビングの窓の図面
第二のリビング 玄関から最初にこのリビングに。ソーラーを設置。屋根で温めた空気を床下に送り自然のエネルギーで床暖房する。また薪ストーブの熱を家中に動かす。通常の窓ではお隣と目が合うが、地窓にすることで自分の庭だけを切り取る。
第二のリビングの窓 少し遊び心を混ぜ、向かって左側はペアガラス、左側の細いところは網戸。一つの建具でガラスの部分と網戸の部分があり、それを動かしながら、外気を取り入れることができる。
第二のリビングの窓の図面
南側のリビングは道向こうの2階からの視線が気になったので少し垂れ壁を付けて、庭の緑を楽しむようにしました。
建具の構成は、内側から障子、ガラス戸、網戸・ガラリとしています。
ガラリの横の格子は、昼間外から中が見えづらくなり、プライバシーを守ることに適しています。
このように、ガラス戸一枚だけでなく、いろんな建具の構成の組み合わせで一人前というような設計をよくしていました。
フルオープンの窓は外に持ち出しますので断熱が取りづらく、悪戦苦闘しながら自分なりの開口部の在り方を模索していました。

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