窓上手のテクニック/伊礼智の心地よい窓辺の作法

下田のゲストハウス 半戸外空間の楽しさ

南と東に大きな家やアパートが立っている条件の悪い立地でも、設計の工夫で気持ちよく暮らせる住宅を建てられないかというテーマに挑んだ事例です。
北と西しか空いていませんが、できるだけ遠くが見えるところに開口部を設けて、おおらかに暮らせないかというチャレンジをしました
12年前。滋賀県。 谷口工務店のモデルハウスでの実例。
プラン 南(下側)に大きな家、東(右側)にアパートがあり、空きは北と西のみ。ソーラーで熱を取り入れ、できるだけ開けるところ、遠くが見えるところに開口部を設け、おおらかに暮らせないかとチャレンジ。
12年前。滋賀県。 谷口工務店のモデルハウスでの実例。
プラン 南(下側)に大きな家、東(右側)にアパートがあり、空きは北と西のみ。ソーラーで熱を取り入れ、できるだけ開けるところ、遠くが見えるところに開口部を設け、おおらかに暮らせないかとチャレンジ。
変わっているのは、2階の大きなバルコニーと屋根にも穴を開け、クレーンで屋根から木を吊って植えることで、2階に居ても、まるで1階に居るかのように、目の前で樹木を楽しめるような設計としました。
1つの中庭を、色んな開口部から楽しめる。「日本建築の基本的なことだと思いますが、庭と家は一体であり、家の色んなところから違う楽しみ方ができるよう試みました。
アプローチ 2階の大きなバルコニー、屋根に穴をクレーンで屋根から木を吊って植樹。2階に居てもまるで1階に居るかのように目の前で樹木を楽しめる設計。
中庭 ひとつの中庭を色々な開口部から楽しむこと、庭と家は一体であることは日本建築の基本だと考え、庭を家のいろんな所から全く違う楽しみ方をすることをここでも試みる。
アプローチ 2階の大きなバルコニー、屋根に穴をクレーンで屋根から木を吊って植樹。2階に居てもまるで1階に居るかのように目の前で樹木を楽しめる設計。
中庭 ひとつの中庭を色々な開口部から楽しむこと、庭と家は一体であることは日本建築の基本だと考え、庭を家のいろんな所から全く違う楽しみ方をすることをここでも試みる。
2階のリビングから目の前に木々を楽しめ、それが屋根を抜け、空を楽しめ、そこから光が入ってくる。
陽が傾くと西陽が入ってきますが、木漏れ日が2階のリビングに入ってくる設計です。
窓は季節が良いときにはフルオープンして半戸外空間を一体になります。
日本建築の良さは全開口できることがとても良いと思いますが、高気密高断熱では不利に働くので、あまりやられなくなりました。
高気密高断熱の住宅であっても外部とのつながりをより大事にできないかを模索しています。
木漏れ日の入る気持ちよさ、を今後も大事にしたいです。
2階リビング開口部 西日、木漏れ日が入ってくる気持ち良さ。高気密高断熱の住宅である程度の西日がると、体感湿度が下がる。
2階リビング開口部 ガラス戸と網戸と障子を設置。季節が良い時には全開口で半戸外空間と一体に。高気密高断熱の住宅では全開口は使用されないが、外部とのつながりを大事にできないか模索している。
2階リビング開口部 西日、木漏れ日が入ってくる気持ち良さ。高気密高断熱の住宅である程度の西日がると、体感湿度が下がる。
2階リビング開口部 ガラス戸と網戸と障子を設置。季節が良い時には全開口で半戸外空間と一体に。高気密高断熱の住宅では全開口は使用されないが、外部とのつながりを大事にできないか模索している。
大きなバルコニーの窓からはお隣の家が見えていますが、その隣がずーっと遠くに山の稜線が見えます。
遠くの景色に向かって開口部を開け、お隣と目と目が合うようなことがあればガラリで視線を遮るような建具の工夫もしています。
2階リビング開口部-半戸外空間 大きなバルコニーの開口部からは遠くの山の稜線が見える。遠くの景色に向け開口部を開け、お隣と目が合うようなことがあれば、ガラリが視線を遮るよう建具を工夫。
玄関で靴を脱ぐ前に庭が楽しめる開口、2階に上がる階段の手前のトイレも引戸を開け放すと窓から向こうの庭がちらっと見える(便器は奥に隠してあります)、お風呂場、子供部屋からも庭を楽しめる、視線の向きや動線、人の動きに合わせて開口部を設けています。

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