窓上手のテクニック/PASSIVE DESIGN COME HOME 木村真二の窓上手になるパッシブデザインのコツ

設計手法@ パッシブデザインは本質的な設計思想

まずは自己紹介

株式会社PASSIVE DESIGN COME HOMEの木村と申します。
今日はよろしくお願いいたします。まず自己紹介をさせていただきます。
地元・愛知県の愛知工業大学を卒業し、一級建築士資格を取っていろいろやった後、安井建設株式会社という愛知県江南市にある会社でアトリエ・コ・ラボという事業を立ち上げた際にパッシブデザインに出合いました。
家づくりの本質をとらえた設計思想に強い衝撃を受け、今も私のパッシブデザインの師匠である住まいと環境社の野池政宏さんからパッシブデザインを学びました。
その後も実践と研鑽を重ね、2017年に全国のパッシブデザイン設計者が集う「自立循環型住宅研究会アワード」で最優秀賞を受賞することになります。
そして2018年に今の会社、PASSIVE DESIGN COME HOMEを起業しました。
2018年 株式会社PASSIVE DESIGN COME HOME設立。
今の会社で取り組んでいるのは、スタイリッシュ、カフェスタイル、呼び方は何でもいいんですけど、いわゆるモダンデザインの建物を、パッシブデザインでいかに小さなエネルギーで快適にするか、です。
このノウハウについては業界に広げたいと考えていて、工務店さんのコンサルタントとして現在約40社と業務提携して、パッシブデザインの設計・計算やプレゼンのノウハウ提供、モデルハウスの設計などを行なっています。

パッシブデザインをどう学んだか

次にパッシブデザインをどう学んだかですが、私の場合は自邸で実践した経験が大きかったです。
もともとRC住宅を強みとしていたので、自邸もRCの外断熱で中を打ちっ放しとしパッシブデザインを実践したつもりでいました。
ですが実際に住んでみると、庇を長く出しすぎたうえ、方位を45度近く振りながら道路に正対したので、午後陽が室内に入らない、さらには南の窓が足らない、といった「失敗」を経験しました。
お客様の家でこれだったら大変なことになったと思います。
自邸
とはいえ自宅は(一社)パッシブデザイン協議会<現(一社)Forward to 1985 energy life>よりパッシブデザイン住宅認定
自邸
とはいえ自宅は(一社)パッシブデザイン協議会<現(一社)Forward to 1985 energy life>よりパッシブデザイン住宅認定
これではダメだと、半年ぐらい、毎日朝の5時から7時まで2時間パッシブデザインを勉強しました。
その時に感じたのが、「日照シミュレーション」の重要性です。
断熱性能だけでなく日射熱のコントロールによって省エネと快適性=室温が大きく変わることに気がづき、実務でも日照シミュレーションをやり始めました。
もう1つ気づいたのは蓄熱の可能性で、現在はこの自邸やその後のRC住宅の設計施工で蓄積した蓄熱技術を木造住宅に転用しています。

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